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捜査に参加するのではなく、警視庁にある面談室を利用して捜査に協力する日々が続いていた。
今日は大したことのない調査ばかりだったからこうして早くあがれたから良かった。
守秘義務があるから大介には詳細は全く話せなくて、心配させてしまってるかもしれないな...。
「いただきまーす」
「いただきます。...ん、お魚美味しいね」
「ほんと？焦げて苦くなってない？」
「ううん、全然」
「よかったー、てか、Aが作ってくれた煮物の味これめっちゃ好き」
「それ好きっていっつも言うよね。おばあちゃん直伝の味付けですから」
「うわー、おばあちゃんの味ってやっぱ最高よな！」
味の感想を言い合いながらご飯を食べていれば、口の中に酸っぱい液体がせりあがってきた。
「...ぁ、う」
「あ、また体調悪い？いいよ残しといて、俺片付けるから」
「ごめん、トイレ行ってくる、一旦ラップかけといてもらっていい？」
「ん、おっけ」
ここ最近体調があまり良くなくて、食欲がわかなかったり急に吐き気に襲われたりすることがある。
大介が作ってくれるご飯はすごく好きだしいっぱい食べたいのに、体が言うことを聞いてくれないのだ。
(うーん......やっぱり覚悟決めないとかなぁ)
心当たりは、ある。
もちろんもう結婚しているわけだし、お互いの両親もわたしたちの関係に何か苦言を呈したりは一切していない。ごく普通に出会って付き合って結婚したまでだ。
経済的にも時期的にも特に問題はないけれど...
(仕事が、なぁ......)
トイレに駆け込んで格闘してみたけれど、何も吐き出せない。気持ち悪さだけが残るまま、結局リビングへと戻る。
大介はご飯を食べ終えたのようで、テーブルの上は綺麗に片付けられていた。
「大丈夫？今日はもう寝る？」
「いや、それほどってわけじゃないし。ご飯は明日に食べることにするけど、普通に起きてるかなあ。あほら、昨日これ見ようって言ってたじゃん」
「まあAが大丈夫って言うならいっか。見よ見よ！」
テレビのお笑い番組にチャンネルを切り替えて、ソファーにいる大介の横に座った。
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灯莉(プロフ) - レモンさん» レモンさんはじめまして。最初からの読者様なんですね！ドラキュラ舘様、一本目ということもあってわたしも思い入れがあるストーリーなので嬉しいです。ありがとうございます(o´艸`) (4月20日 0時) (
レス) id: 0a43491d63 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - そして新作も楽しみです。 (4月19日 23時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 灯莉さんはじめまして。最初から読ませて頂きました。どのお話にもいろんな愛の形があるんだなぁと思いました。私は舘様のドラキュラのお話が大好きです。その後夢主ちゃんはどうなったのかも気になります。 (4月19日 23時) (レス) @page38 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灯莉 | 作成日時：2024年3月25日 21時
